LEDの抵抗値はどうやって計算する?
LED工作で基本になる「VF」「IF」と抵抗値の考え方を、 できるだけ簡単に解説します。

LEDは、電源へそのまま接続すればよい部品ではありません。

LEDに流す電流を適切に制限するために、 一般的には抵抗器を入れて使用します。

まず覚えておきたいのは「VF」と「IF」です。

VF = LEDの順方向電圧
IF = LEDに流す電流

LEDの抵抗値を求める基本式

抵抗値(Ω)
=(電源電圧 − LEDのVF)÷ 流したい電流(A)

これが基本となる計算式です。

LEDによってVFとIFは異なりますので、 使用するLEDの仕様を確認して計算します。

VFとは?

VFは順方向電圧のことで、 LEDが点灯しているときにLED自身にかかる電圧です。

LEDは色や種類によってVFが異なります。

例えばLEDの仕様に

VF:3.0V

と書いてあれば、計算では3.0Vを使用します。

「赤だから○V」「白だから○V」と色だけで決めるのではなく、 使用するLEDの仕様を確認するのが基本です。

IFとは?

IFは順方向電流です。

LEDにどれくらいの電流を流すかを表します。

例えば20mAで計算する場合は、 計算式に入れるときにはアンペアへ直します。

20mA = 0.020A

実際に計算してみます

電源電圧:12V
LEDのVF:3V
流したい電流:20mA(0.020A)

この場合、

(12V − 3V)÷ 0.020A = 450Ω

計算上では450Ωとなります。

計算した抵抗値が売っていないときは?

抵抗器には決められた抵抗値の系列があるため、 計算結果とまったく同じ値の抵抗器がないこともよくあります。

コツは「計算値より少し上の抵抗値」を選ぶこと
例えば計算結果が225Ωになった場合、
220Ωではなく、その次の240Ωを選ぶという考え方です。

抵抗値を小さくするとLEDへ流れる電流は増え、 抵抗値を大きくすると電流は減ります。

そのため、計算値ぴったりの抵抗器がない場合は、 計算値より低い値を選ぶより、 近い値の1つ上を選ぶのが基本です。

LEDを直列につなぐ場合

LEDを2個、3個と直列につなぐ場合は、 LEDそれぞれのVFを足して計算します。

VF 3VのLEDを3個直列にした場合

3V + 3V + 3V = 9V

電源が12V、電流を20mA流す場合なら、

(12V − 9V)÷ 0.020A = 150Ω

という計算になります。

12V車だから「12V」で考えればいい?

自動車は「12V車」と呼ばれていますが、 実際の車両電圧が常に12.0Vというわけではありません。

エンジンの状態や充電状態などによって電圧は変化します。 そのため車載LED回路では、 電圧変動も考えて抵抗値を決める必要があります。

車載LEDでは余裕を持った設計が重要です。

LEDを定格いっぱいで使用することだけを考えるのではなく、 電圧変動や発熱なども考えて抵抗値を選びます。

抵抗値だけでなく「W数」も確認します

抵抗器を選ぶときは、 Ω(オーム)だけではなく、 抵抗器のW数も確認します。

抵抗で消費する電力(W)
= 抵抗にかかる電圧 × 流れる電流

抵抗器の定格ぎりぎりではなく、 発熱を考えて余裕を持ったW数を選びます。

ごんた屋のLEDなら抵抗計算は不要です

12V車両で使用する場合
ごんた屋で販売しているLEDは、 通販の商品ページに記載している内容どおりに使用していただければ、 お客様自身で抵抗値を計算していただく必要はありません。

12V車両以外の電圧で使用したい場合や、 通常とは異なる使い方をしたい場合も大丈夫です。

ご購入前・ご購入後どちらでも、 使用する電圧・LEDの個数・接続方法などを確認しながら、 NORIが用途に合わせて抵抗値をご案内します。

ごんた屋LEDの使い方・抵抗値はNORIがサポート
ご購入前でも、ご購入後でもOKです。
ごんた屋で販売しているLEDについて、 用途に合わせて個別にご案内します。
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他社製LED・他社製品について
無料の個別サポートは、ごんた屋で販売しているLEDを対象としています。
他社製LEDや他社製品の回路・抵抗値などの技術相談については、 NORIの有料技術相談をご利用いただけます。

LED工作用の抵抗器

ごんた屋では、LED工作に使用する各種抵抗器を取り扱っています。

LED工作を基礎からやってみたい方へ

VF・IF・抵抗値の計算は、 実際にLEDを点灯させながら覚えると理解しやすくなります。

ごんた屋では、 LED工作を初めて行う方に向けた初心者用の商品も用意しています。

抵抗値計算の基本
① 使用する電源電圧を確認する
② LEDのVFを確認する
③ LEDに流すIFを確認する
④ 計算式から抵抗値を求める
⑤ 計算値ぴったりがなければ、近い値の1つ上を選ぶ
⑥ 抵抗器のW数にも余裕を持たせる